K・Y
特殊装置工事職
- 職種
- 特殊装置工事職
- 就業期間
- 11年以上
- 出身学部
- 理系
- 採用形態
- 新卒採用
入社の決め手を教えてください。また、入社後のギャップはありましたか？
消防設備って法律で決められているので仕事は無くならないし、よく見ればいろいろな建物や場所に消防設備がついていることに気づきました。安全に貢献できる仕事っていいなと思ったのと、普段いけないような建物や場所に行けたり、メーカーではないけれど様々な部署があるから色々なことに挑戦できそうと思い入社を決めました。
入社後のギャップは、
「えっ、めちゃくちゃ設備の種類あるじゃん！」
「資格も点検と分かれてて工事だけで6種類もあるのかよ！」
「水系泡系ガス系だの、自火報だの言われてもわからん、こちとら新人だぞ！」
「めっちゃ社内行事ある（あった）！！」
「みんなよく酒を飲む！」
「ある程度自由！」
です。
現在の仕事内容について教えてください。
今は、全国各地で自社製消火装置を取り付けています。
私が所属している特殊装置課は消防法規で設置が義務化されている建物等ではなく、ざっくり言うと設備や機械向けの自動消火装置を取り扱っている部署になります。
設備や機械といっても色々あります。例えば、各種工場の中に入っている「工作機械」「印刷機」「集塵機」「電気盤」「生産ライン」、最近たくさん建設されている「風車のナセル」、街で見かける燕のマークの「高速路線バス」、なかなか見ないかもしれないけど、「ブルドーザー」「ショベル」etc,これは、ほんの一例で様々な設備や機械に自動消火装置を販売したり、取り付けを行っています。
なぜ、全国なのかというと、この設備向けや機械向けの自動消火装置を取り付けてほしいというお客様が全国各地にいるからです。そのため、日夜、北は北海道から南は沖縄、はたまた海外まで行き、自動消火装置を販売、取り付けを行っています。
仕事のやりがいについて教えてください。
やりがいはとても感じます。
弊社で取り扱っている商品は自動消火装置、つまり、火災が発生した場合にお客様の大切な命や財産を守るための商品です。
お客様からはここに火災のリスクがあるからなにか考えてほしいとか、火災を起こして困っているとか、いろいろな事例を相談されます。
お客様との打ち合わせを行い要望に合うように弊社商品を提案し、現場に取り付けます。
その装置が作動しないことがベストですが、火災が発生した場合に自動消火装置が作動することで火災の被害を最小限に食い止めることができます。
こういった形で社会に貢献できることにやりがいを感じますね。
これから「挑戦」したいことはありますか？
せっかく建設会社にいるので設備系の資格は取得したい、その挑戦ですね。でも種類が多いんだよな～
自分の自慢できる仕事、「挑戦」したエピソードについて
だれもやったことのない物件（設備）に挑戦したことです。
ある日、お客様からボートのような乗り物に消火装置を取り付けたいと相談を受けました。その乗り物は一般の方も乗ります。ボートには消火装置を付けたことがありませんでした。お客様からの要望を聞き、提案をして取付工事を実施しました。その時、聞いたこともないような書類を書いたり、外資系だったのでお偉い方と英語で交渉したりと初めてのことをとても経験しました。
いざ、取り付けてみると試験航行や、さまざまな試験を行いました。そして、その乗り物を引き渡すときやっと終わったと実感しました。テレビとかにたまに出るので今もあの時のことを思い出します。
